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私は小学生の頃、そろばんの習い事をしていました。他に習い事などしたことはなかったのですが、同級生の間でなぜかそろばん教室が流行りだし、習っていないと遅れているような扱いを受けるので、両親にお願いして習わせてもらっていました。 私が通っていたそろばん教室までは、歩くと子どもの足で15分ほどかかりました。土曜日も含む週2日がそろばんだったのですが、月の皆勤賞には先生からロケットえんぴつがプレゼントされ、これを何本持っているかも、同級生の間ではステイタスを測る一種の定規のようになっていました。 そして教室の壁面には生徒の名前が札で張られており、級や段がアップするごとに札も移動していき、みんなで順位を競い合ったりしていました。 私ははじめの1年間ぐらいはまじめに通い、順調に級もアップしていったのですが、次第に野球の方に興味が出てきて、だんだんそろばん教室からは遠ざかっていきました。 もともとどうしてもやりたいといった気持ちで始めたわけではないので仕方ないのですが、継続する楽しさをこのときから知っていれば、その後の人生ももっと変わったような気がします。